ライトソルトゲームの一手、メタルジグ。
ターゲットはアジ・メバル・カサゴ・カマス・メッキなどの小型魚ですが、皆さんはマイクロサイズのメタルジグで魚を釣ったことがありますか？これを聞くと意外と釣れていない方が多いのですが、実はそれはほとんど使い方が間違っているのです。
メタルジグだからと言って何でもかんでも青物を釣る時のように超高速で巻いたり激しい動きで誘っていると釣果につながりにくいです。それぞれの魚によって泳いでいるレンジや習性も違うので、ターゲットや釣り場に合わせて攻め方を変えていくのがとても重要です。
冬のライトソルトゲームの代表格でもあるカサゴを狙うような場合はボトムを攻める釣りになります。根掛かりの可能性が高くルアーロストがとても怖い釣りですが、100均大手ダイソーから販売されているメタルジグマイクロは釣具メーカーに全く見劣りしない釣果実績がありとても優秀なルアーなのに価格は激安の100円。そうとくればこれを勧められないわけがありません。
実際に釣行してこのルアーの凄さを証明する。そしてそのコストパフォーマンスの良さをお伝えするととともに初心者のみなさんには釣れる使い方をこっそり伝授したいと思います。
100円激安コスパ！ダイソー釣具のメタルジグマイクロ
筆者が溺愛しているライトソルトゲーム用メタルジグ、それはダイソー釣具のメタルジグマイクロ。何がそこまで引き付けているのかというと釣れる実績とクオリティ、そして圧倒的コストパフォーマンスです。
釣具メーカー品にも劣らないデザインとカラーリング、標準装備のアシストフック（※初代のみ）とトリプルフック、そして何よりアジングとカサゴ釣りで積み上げてきた釣果実績。これでいて100円という破格とも言える激安価格、皆さんにも是非使ってほしい超おすすめルアーです。
メタルジグマイクロの種類
実はダイソー釣具のメタルジグマイクロにはいくつか種類があります。
初代メタルジグマイクロ、続けて二代目メタルジグマイクロ、そしてメタルジグマイクロフラット。初代と2代目は形はそっくりですが、同じ3gでも初代の本体サイズは7.2cm×0.3cm×0.6cmのスリム形状に対して二代目は5cm ×0.8cm ×0.8cmとややぽっちゃり型になっています。フラットタイプはこれらとは違ってヒラヒラとゆっくりなフォールが特徴となっています。
初代メタルジグマイクロが最強激安コスパ！
これらの中で筆者が一番おすすめするのが初代メタルジグマイクロです。なぜならば他のタイプとは違ってアシストフックが標準装備だからです。二代目は新たなカラーリングで登場したもののコストの関係かアシストフックが付かなくなってしまったのです。むしろトリプルフックはいらないからアシストフックは付けて欲しかったですけどね（笑）。
初代より二代目のほうが改良されて良くなっている、、、というわけでもなく初代でも全然バリバリ釣れるし、むしろ筆者は初代推しです。
よろしければ記事最下部のリンクからご確認ください。
実釣！ダイソー釣具のメタルジグマイクロでカサゴ連発
極寒の真冬の深夜。ダイソー釣具のメタルジグマイクロを引っ提げて向かったのは東京湾に面した潮通しの良い堤防。サイズはあまり大きいのは釣れませんが数釣りができるので楽しませてくれるポイントです。
投入したのはメタルジグマイクロ3g。ラインナップ的には5gもあるので風や潮の流れで切り替えれば良いのですが、基本的にはなるべくゆっくり見せる要素を優先したいので3gをベースにしています。
ボトムを丁寧に探ってくるとフォールの途中でクククッ！というアタリが来たのでそれに即合わせするとヒット。
少し浮かせたらスイスイ寄ってきたのでサイズは小さいだろうなと思ってましたが、上げてみればやっぱり15cm前後と可愛いサイズでした。東京湾の堤防なら大体こんなサイズですが、このサイズのカサゴでもジグには果敢にアタックしに来るんですね。
でもやっぱりもっと大きいのが釣りたい。ということでなるべく遠投して、なるべく他の人がやらなそうな場所を攻めていきます。すると今度もフォール中に違和感。
カツッ！
という感触があって即合わせ。一瞬、根に潜られましたが強引に引っ張って外に出して引き上げました。
お顔がカッコ良すぎる。
今度は20cmを超えたサイズで重量感がありました。
本来はこういったサイズがたくさん釣れて欲しいのですが、近年の堤防岸壁ではなかなか釣れなくなってしまいましたね。
ルアーはカラーやサイズをチェンジして試してみますが、初代だけでなく二代目のメタルジグマイクロでもバッチリ釣れます。今度は5gを使用しましたが重さアップを考慮してテンポや誘う幅を変えてみたらヒットしました。
その後も釣れますがサイズが伸びません、、、。
そもそもお持ち帰りするつもりはなく来ているので別にいいんですけど、できたら映え写真が撮りたいので30cm近いデッカサゴが釣りたいですよね。
コツさえ掴めばこんなに釣れるのかと思うほどダイソー釣具のメタルジグマイクロは釣れます。そしてワームと違ってフックからルアーがズレたりすることもないし千切れることもないから手返しが良い。
それでいて100円ですからね。総合的にお買い得すぎます。
バッチリ楽しませていただいて後半はワームでもしっかり釣って2時間で12匹。これだけ釣れれば大満足の釣行でした。
秘伝！メタルジグマイクロのカサゴ釣りはリアクションで喰わせろ！
今回カサゴを釣らせてくれたメタルジグはダイソー釣具のメタルジグマイクロ。
ルアーでカサゴを釣るとなった時、多くの方がワームを選択すると思いますが、実はメタルジグでもカサゴはよく釣れるんです。でもこれを言うと「ジグは釣れない」「ワームのほうが圧倒的に釣れる」と言われます。筆者も昔はそう思ってました。でもこれは使い方を知らなかっただけなんです。
今までマイクロジグではあまり魚を釣ったことがないという方も、やり方さえわかってしまえばカサゴ釣りでのメタルジグ釣法はしっかり確立できる。是非コツを掴んで新たな引き出しとしてみてください。
泳がせるより上下の誘いが有効
メタルジグマイクロを使ったカサゴ釣りの攻め方は「泳がせる横の動き」より「上下に誘う縦の動き」のほうが圧倒的に釣れます。青物を釣る時は縦の動きも横の動きもどちらも有効で、どの誘いが効くのか試したりシチュエーションによってやり方を変えたりしていきますが、カサゴは遊泳力が高くなく早い横の動きには付いてこれないため、横移動の少ない上下の縦の誘いで攻めたほうが良いです。
メタルジグでの上下の誘い方は所謂「リフト＆フォール」と呼ばれ、上に持ち上げるリフトから下に落とすフォールという一連の流れのことを言いますが、メタルジグマイクロを使ったカサゴ釣りの場合はただのリフト＆フォールではなくボトムバンプに近いクイックなリフト＆フォールがとても有効なんです。
新たな引出し！操作イメージはボトムで跳ねるエビ
もしかしたら一回メタルジグの一般的なリフト＆フォールのイメージをクリアにしてもらってたほうが良いかもしれないですが、理想的な動きとしてはボトムで跳ねる小エビを想像してください。ピピピッ！と跳ねてスーッ・・・とフォールしていくエビの動きです。これを連続で繰り返して広く探っていくとカサゴがいるエリアに差し掛かった時についついリアクションで喰いついてきてしまうのです。
ダイソー釣具のメタルジグマイクロはこのクイックな操作のリフト＆フォール、名付けるならボトムジャンプアクション。これを演出してみてください。
このボトムジャンプアクションを極めれば真冬の厳しい海でもカサゴは裏切らないです。是非この操作を新たな引出しとして取り入れてみてください。
裏技！敢えてトリプルフックを外して使用せよ
ダイソー釣具のメタルジグマイクロにはすべてトリプルフックが標準装着されていますが、カサゴを狙う時は裏技としてこのトリプルフックは外してしまいましょう。付いているほうが掛かりが良いのではと思うかもしれませんが場合によっては外したほうが効果的になることもあるのです。
例えばジグを泳がせて横の動きで誘う時や掛かりの悪いタチウオのような魚を引っ掛ける場合はあったほうが良いでしょう。しかしリフト＆フォールでボトムを攻める釣りの時は根掛かりの原因になるため外したほうが良いのです。掛かり自体も大体の魚はそれほど問題にはならないので安心してじっくり探ってみてください。もしかしたら釣果の写真を見て気づいていた方もいるかもしれませんが、筆者が釣っているのは全てトリプルフックは外しています。
【初心者向け】メタルジグマイクロを使ったカサゴ釣りのおすすめタックル
メタルジグマイクロを使ったカサゴ釣りのタックルはワームを使ったライトソルトゲームタックルでお手軽に楽しめます。上級者の場合はベイトフィネスタックルで楽しむのもありですが、初心者の場合はトラブルの少ないスピニングタックルがおすすめです。
・【ロッド】ファーストキャスト FCS-T732L
・【リール】24レブロスLT200S-XH
・【ライン】スーパーXワイヤー4/0.6号～0.8号
・【リーダー】パワーリーダーCN/8lb
・【スナップ】ファストスナップ/#0
扱いやすいチューブラーティップのこのモデルは、1.5～3ｇのジグヘッドを使ったメバルやカサゴ狙いに最適な1本です。操作性に優れた長さを活かし、足元の壁際狙いから遠投と幅広く使えるため、とことんライトゲームを楽しめるモデルです。マイクロジグで底や壁際狙う根魚釣りや、中層を巻いて狙うカマス釣りにも使えるのが特徴です。
【対象魚目安】アジング、メバリング、エリアトラウト、ネイティブトラウト等
淡水、海水問わず、ライトゲームカテゴリーにおいて使用出来る一台。 195gの軽さは、ライトルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリット。
新技術 「H.I.P.製法（ヒートインテグレーションプロセス）」 で原糸同士の密着度を高める事に成功!!今までのPEラインでは実現できなかった、ハリやコシそして耐摩耗性の向上や色落ちの軽減を可能にしました。
ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性。遠くのアタリもしっかり感知し、フッキングさせるフロロカーボンの低伸度性と高感度を兼ね備えたハイブリッドショックリーダー。
一度使ったらやめられない究極のスナップ。これまでのスナップのように開いたり閉じたりする作業はなく慣れると一瞬で付けたり外したりが可能。それでいて負荷が掛かっても外れにくい構造。サイズはライトソルト～シーバス・青物まで使えるサイズラインナップ。
まとめ
マイクロサイズのメタルジグで魚を釣ってみたいという初心者の方に超おすすめのダイソー釣具のメタルジグマイクロ。100円という激安コストパフォーマンスに加えてクオリティが高くしっかり釣らせてくれるとても優秀なルアーです。
まだ使ったことがない方、是非ぜひお試しください。
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。これまでの経験をもとに、「釣りのポイント紹介」や「釣…
Yahoo!ニュースエキスパートでも執筆しています。
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「釣り」は子供からお爺ちゃんまで楽しめる自然相手の素敵な遊びです。
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