ダイソー釣具の激安商品、サルカン。
仕掛け類同士を接続するパーツなのであらゆる釣りで必要になるパーツです。海での使用となると錆び問題もありますのでこういった金属パーツはもはや消耗品です。それが100円で買えるとなるととても嬉しいですよね。
しかし100均商品なのでやっぱり強度などに不安が残ります。なので大物釣りには使いたくないけど小物釣りには使えるのではないかと、実際に東京湾のライトアジ船に乗って使用してきました。
壊れないで済むのか？仕掛けは糸ヨレしないか？
この辺りをチェックしてきましたので気になる方は読んでみてください。
【ダイソー釣具】激安すぎる100円「サルカン」「スナップ付サルカン」
ダイソー釣具のサルカンは「サルカン」も「スナップ付サルカン」もどちらも大容量で100円と激安！非常にコスパに優れています。100均だと強度が心配だと思う方も多いと思いますが、引張強度記載もあってそうそう壊れるようなものでもないので、大型の魚を狙うような釣りはまだしも堤防や船での小物釣りに限って使用すればそこまで心配がいらないのではないでしょうか。
よろしければ記事最下部のリンクからご確認ください。
ダイソー釣具のサルカンで仕掛けを自作
今回は東京湾のライトアジ船に行くために自作仕掛けを作っていくことにしました。その仕掛けの一部にこのダイソー釣具のサルカンを使います。サルカンでもスナップ付サルカンでもどちらでも大丈夫なのですが、ライトアジの場合は仕掛けの構図的に天秤の先に仕掛けがくるので、使用している天秤側にスナップがあるかないかでどちらかを選べば良いでしょう。
ちなみに筆者は5号のスナップ付サルカンを使用しました。
東京湾ライトアジ船で実釣！
東京湾ライトアジ船に出発です。
東京湾のライトアジ船は短時間乗船だけどその分最安は6,000円前後という非常にリーズナブルな料金設定。またタックルがライトでお手軽にできるところと1年中釣りができるところも非常に魅力的ですよね。
今回はアジを釣りに来たのですが、本当のテーマはダイソー釣具のサルカンの使用感および強度検証です。アジを釣りまくってもサルカンが壊れたり不具合が起きることはあるのかないのか？そこを一番に検証していきたいと思います。
ポイントに到着すると船長が「下から何メートル」という指示をアナウンスしてくれます。アジは基本的に底付近にいるので大体底から2ｍ前後です。
基本的な動作は仕掛けを底まで落としてそこからリールの糸を見ながら指示されたタナまで上げて、コマセを撒いて待つという流れ。
ライトアジ船の誘い方基本
- 仕掛けが着底したらスプールの糸フケを取って糸を張る。
- 色分けPEライン色を見て、底から１ｍ巻き上げて２回シ ャクってコマセを撒く。
- もう一度１ｍ巻き上げてからもう１回シャクって10秒ほどアタリを待つ。
- アタリが出なければもう一度着底させてからやり直し。３回ぐらいやったらコマセがなくなっている可能性があるので回収。
コマセを撒いてすぐにアタリがあり、ゆっくりと竿を立てながらリールも少しづつ巻いてきます。追い食いで多点掛けを狙う場合はここでゆーっくりと巻き上げているとズシッ！と重みが加わり、複数掛かったなというのがわかります。
単発ですが本命のアジが釣れました。
東京湾の美味しいアジ、早く食べたいです（笑）。
その後も順調に釣果を積み上げていきます。
正確な棚取り、コマセの振り方、回収から投入までの手返しと、それぞれがうまくできると数が伸びると言われていますが、何十年経ってもなかなかそう簡単にうまくいかないです…。
とりあえずライトアジは初心者でも誰がやっても大体人並みには釣れるので、それもまたライトアジ船の魅力でもありますよね。できることなら一度は100匹オーバーを達成してみたいです。
そうこうしているとあっという間に終了の時間が来てしまい納竿となりました。
ダイソー釣具「サルカン」強度の検証結果
大事な話に戻ります。
今回の釣行のテーマはダイソー釣具のサルカンの使用感および強度検証なので、実釣をもとに感じたことを3点にまとめたいと思います。
糸ヨレ具合
まずは糸ヨレ具合ですが、仕掛け絡みは一度だけありましたがそのぐらいは市販の仕掛けでも起こりえる確率ですし、おそらく仕掛け投入の仕方が悪かったと思うところがあるのでサルカンのせいで絡んだとは思えません。1日を通して特に糸ヨレ具合は問題ないレベルと思います。
破断強度
アジは結局40匹ぐらい釣れたのですが、糸を切られて何度か仕掛けを交換したもののサルカンが破断するなどの現象は一度も起こりませんでした。途中で大型青物とかが掛かればどうなるかわかりませんが、アジを釣っている限りは壊れる気配は皆無でした。
使用感
その他使用していて何か不具合を感じる点は一切ありませんでした。問題なしです。
ライトアジの自作仕掛け程度では問題なく使用できると判断できますので、堤防小物釣りのチョイ投げとかサビキ釣りでも問題なく使えるでしょう。
【初心者向け】ダイソー釣具のサルカンを使った自作ライトアジ仕掛けのおすすめアイテム
今回はライトアジ船の自作仕掛けにダイソー釣具のサルカンを使いました。参考までに自作仕掛けを作る場合のハリス、発光玉、バラ針のおすすめをご紹介します。
2本針か3本針が基本なので少し面倒ですが、コスパが良くなりますし自分で作った仕掛けで釣れるとまた格別です。初心者の方も慣れてきたらぜひ挑戦してみてください。
・【ハリス】シーガー船ハリス/1.5号
・【ハリス】HDカーボン船ハリス/1.5号
・【発光玉】夜光玉ソフト8H/1号
・【発光玉】ケイムラ玉ソフト/1号
・【針】ムツケイムラ/9号～10号
・【針】極アジ白/9号～10号
水に溶けるような透明感 !クリスタルクリアの船専用フロロカーボンハリス !「強さ」と「しなやかさ」の絶妙なバランスを持った船専用ハリスです。大口径スプールと高い撥水性で実現した糸さばきの良さ、水に近い屈折率のクリアラインで、水中のカモフラージュハリスを演出します。また、極めて低い吸水性で、長時間の水中使用でも高強度を維持します。
元祖船ハリス。プロ専用開発のフロロカーボン100％漁業糸です。巻きグセがつきにくい太判スプール採用。沈みが早い・水中で見えにくい・吸水せず紫外線に強い、といったフロロカーボン独自の特性はそのままに、特殊フッ素系強化樹脂加工による鋭い水切れと耐摩擦性を加え、基本性能を飛躍的に向上しました。シャキッとしたハリとコシ。枝糸が絡みにくく手返し向上。細さを感じさせないサバキ良さと優れた結節強度。伸びが少なく感度良好。
太陽光やライトの明かりから紫外線を吸収し、フル蓄光して連続８時間発光するソフトタイプビーズです。特に初期の１時間は従来の発光玉を大幅にしのぐ光で誘魚効果を高めます。ソフトタイプのため、状況に応じて鈎先からの脱着が可能です。
水中でも透過しやすい紫外線により、魚が視認しやすく好む波長で発色するケイムラスフトビーズです。ソフトタイプなので鈎先から脱着可能です。また、浮力があるのでフロート効果もあります。発光玉など他のビーズと組み合わせるなど、様々なアプローチが可能です。
形状はオーソドックスなムツ針。紫外線発光するケイムラ針で誘います。
鈎先部には驚異的な貫通性能を誇る「スパットテーパー」を採用。バラシを防ぐためにフトコロは深く仕上げました。
まとめ
ダイソー釣具のサルカンは安いだけじゃありませんでした。
実際にライトアジ船で仕掛けに使ってみた感じでは、堤防小物釣りや船小物釣りでは十分に使用可能と思いました。もしよろしければ使ってみてください。
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。これまでの経験をもとに「釣り場のこと」「釣具のこと」…
Yahoo!ニュースエキスパートでも執筆しています。
よろしければご覧ください。
「釣り」は子供からお爺ちゃんまで楽しめる自然相手の素敵な遊びです。
これからもできる限りその楽しさを伝えていきたいと思います♪
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