店頭でこの商品を見た瞬間思ったのはカサゴが釣れそうだなということ。でもその正体はブラックバス釣り用のワームでした。こんな時みなさんはどう考えるんでしょう？
もしかしたら初心者の方はバス釣り用のワームを海で使ってはいけないと思っている方も多いかもしれませんが基本的にはそんなルールはありません。ブラックバス釣り用のワームでも海釣り用のワームにはない形状やすごく釣れそうと想像させてくれるものも多いのです。
固定概念にとらわれず想像力豊かに釣りを楽しもうじゃありませんか！ということで100均セリアで見つけたバス釣り用のワーム「クローワーム」を使って海でロックフィッシュゲームに挑戦してきました。
【セリア釣具】クローワーム
クローワームとは海老やザリガニのような形をしたワームのこと。セリア釣具のクローワームは釣具メーカー品に比べれば細かいところまでは作りこまれてはいませんが、パッと見でもそれだとすぐにわかる形状になっています。
これが目の前に落ちてきたら、、、。
思わずパクッ！と食いついてきそうですよね。
セリア釣具のクローワームは10個入っていて100円と激安なので節約アングラーにとっては最高です。
よろしければ記事最下部のリンクからご確認ください。
実釣！バス釣り用のクローワームでロックフィッシュゲーム
冬のルアー釣りと言えばロックフィッシュゲーム。なかなか魚が釣れない季節でもカサゴだけは裏切らない。こんな時は釣ってみたいルアーで釣る、色々と試したくなるものですよね。
そこで今回持ち出したのはセリア釣具のクローワーム。
もともとバス釣り用のワームですがパッと見でこれはカサゴも釣れそうという感じがしたので今回の釣行にお供させていただきました。
向かったポイントは東京湾に面した潮通しの良い堤防です。
仕掛けはジグヘッドリグかフリーリグか迷ったんですが根掛かりも軽減できるフリーリグで攻めてみることにしました。
どちらのリグでもそうなんですがカサゴ釣りの場合はとにかくボトムを狙うことに集中する。たまには大きく煽って一旦少し上から見せるように落とすのもアリですが、基本的には底の底付近を常に攻めていきます。
するとコツコツするような石だか岩だかに当たるような箇所があって段々と地形がわかるようになってくるのですが、カサゴがいるのはまさにそういった障害物周辺。そういったところを感じながら丁寧に探っていくこと20分。
するとようやく、、、。
コッ！
と、石や岩とは違う向こう側からの反応があり、しっかり口の中にワームが入ったかな？というタイミングを見計らって合わせたらバッチリフッキング！
掛かった瞬間これはいいサイズか？と思いましたが、すぐに軽くなってしまったのでこれは小さいなと、、、。
やっぱり小さかったですね。
でも本命のカサゴが釣れて良かったです。
しっかり口の中に吸い込まれてフッキングしているのがわかりますね。
このフリーリグに使わているのはオフセットフックで、ジグヘッドに比べると針が大きく感じるかもしれませんがカサゴの口は大きいので意外と普通に口の中に入り込んでくれます。
その後再開するもアタリが全然来ない。
リグをジグヘッドリグに変更してトライしてみますがそれでもアタリが来ず、ついには根掛かり。30分以上時間だけが経過してしまいました。
結局、開始から1時間以上釣りをして1ヒット1GETのみで全体的にアタリが少なすぎる。今回の釣行予定時間も残り1時間を切ってしまったのでついには我慢できずにクローワームでの釣りを終了することに、、、。
そしてその後、他のワームですぐにアタリが出て+2匹追加したところでタイムアップ。
釣行終了となりました。
セリア釣具のクローワームはロックフィッシュゲームに使えるの？
セリア釣具のクローワーム。一応は釣れたので使えると言えますがアタリが少なすぎたので、もしかしたらこれはサイズが小さ過ぎるのかもしれないです。
全長は約45mmで一口丸飲みサイズなので釣れそう！と思うかもしれないんですが、小さいワームというのはその小ささが仇となってアピール力は弱くなるんですよね。だから魚の目の前に落ちてくれば反応するんでしょうけど、魚から離れているところに落ちてきても気づいてもらえなかったのでしょう。
さらに言えばこのカラーも派手さがなくてアピール力はさらに悪いですから。
もう一回り大きいサイズか派手なカラーだったらもっと釣れたかもしれませんね。
［検証］バス釣り用ワームを海で使っても釣れるのか？
もう一つの視点で「ブラックバス釣り用のワームを海釣りで使っても釣れるのか」という点では、検証する上でアタリの少なさに我慢できずに途中で浮気して別のワームを使ってしまったのは反省です（笑）。しかしちゃんと釣れることは証明できました。
海釣りでバス用ワームを使うのはアリ！
この感じだと色々なバス釣り用のワームがある中でそれを海釣りで使うということに関しても特に問題ないと言えるでしょう。他にもどんどん試してバス釣り用の激釣れワームを見つけ出してみたいですね。
ワームの形状選択には要注意
ただ何でも良いというわけではないので、ワームの大きさや形状はしっかり考えて選択しましょう。大きすぎるとアタリが全く出ないでしょうから周辺で釣れている魚のアベレージサイズを基本に選ぶと良いです。また形状によって反応が良いもの悪いものもあると思うので、どんな餌を食べているのか想像すると良いでしょう。
【初心者向け】セリア釣具のクローワームを使ったカサゴ釣りのおすすめタックル
クローワームを使ったカサゴ釣りのタックルはメバル・カサゴ・カマスなどを狙うようなライトソルトゲームタックルで手軽に楽しめます。上級者の場合はベイトフィネスタックルで楽しむのもありですが、初心者の場合はトラブルの少ないスピニングタックルがおすすめです。
・【ロッド】ファーストキャスト FCS-T732L
・【リール】24レブロスLT200S-XH
・【ライン】スーパーXワイヤー4/0.6号～0.8号
・【リーダー】パワーリーダーCN/8lb
・【ストッパー】テキサスロック/M
・【シンカー】デコイシンカータイプスティック/3.5g～7g
・【フック】SSフックワーム19/＃8～＃3
扱いやすいチューブラーティップのこのモデルは、1.5～3ｇのジグヘッドを使ったメバルやカサゴ狙いに最適な1本です。操作性に優れた長さを活かし、足元の壁際狙いから遠投と幅広く使えるため、とことんライトゲームを楽しめるモデルです。マイクロジグで底や壁際狙う根魚釣りや、中層を巻いて狙うカマス釣りにも使えるのが特徴です。
【対象魚目安】アジング、メバリング、エリアトラウト、ネイティブトラウト等
淡水、海水問わず、ライトゲームカテゴリーにおいて使用出来る一台。 195gの軽さは、ライトルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリット。
新技術 「H.I.P.製法（ヒートインテグレーションプロセス）」 で原糸同士の密着度を高める事に成功!!今までのPEラインでは実現できなかった、ハリやコシそして耐摩耗性の向上や色落ちの軽減を可能にしました。
ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性。遠くのアタリもしっかり感知し、フッキングさせるフロロカーボンの低伸度性と高感度を兼ね備えたハイブリッドショックリーダー。
引き抜きラインにステンレスワイヤーを採用しているため、太いラインへのセット時にも切れることなくスムーズにセットできます。更に、シンカーとの接触面を少しくぼませることでシンカーとの一体感が増し、キレイにフィット。こまかなウィード、ゴミ等もひっかかりにくい形状です。
よりウィードレス性を重視したスティック型シンカーです。ダウンショットはもちろん、フリー系リグにも対応し、ストッパーで固定することも可能な絶妙サイズのスイベルアイを採用。
フックの重さだけでアクションを変えてしまうスモールベイトの特性を理解し、よりライトなタックルで、しかも軽い力でフッキングさせるためスモールオフセットの弱点であるフッキングの悪さを完全克服するフッキングパワーロスのないシェイプデザインを追求したスピニングタックル専用フィネスオフセットフックです。
まとめ
今回はブラックバス釣り用のワームを海釣りで使っても釣れるのか？というテーマのもとに、セリア釣具のクローワームを使って検証してみました。
結果、使用することは全く問題なく釣れるものは釣れるという判断です。〇〇釣り用という文言にとらわれず「釣りにおいて発想は自由」という考えていたいですね。
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。これまでの経験をもとに「釣り場のこと」「釣具のこと」…
よろしければご覧ください。
「釣り」は子供からお爺ちゃんまで楽しめる自然相手の素敵な遊びです。
これからもできる限りその楽しさを伝えていきたいと思います♪
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