近年流行りのライトソルトゲーム。
アジ・メバル・カサゴ・カマス等の小～中型魚をターゲットにしたルアーゲームですが、使用されるルアーの中に一番弱々しい動きをするペンシルと呼ばれるルアーがあります。
このペンシルの中でもライトソルトゲームでは放っておくと沈んでいくシンキングタイプのペンシルが使われますが、なんと100均のキャンドゥ釣具でもこのシンキングペンシルが販売されているのです。
見た目だけでこれは釣れるだろうとは思いましたが、何より自ら実釣で試してみた結果をご紹介したいので釣行記をもとにした感想をご覧いただけたら嬉しいです。
【キャンドゥ釣具】シンキングペンシル
キャンドゥの釣具コーナーで見かけたシンキングペンシル。
見た目一番、最初の感想は200円か…というところ。ついつい100円釣具を見慣れていたせいか一瞬高く感じてしまったのですが、よく見ればカラーリング含めてそこまで雑には作られていない。釣具メーカー製のことを考えると1/5程度の価格なので実際には激安です。
全長約5.3cmで重量は3.5gなのでメバリングをはじめとしたライトソルトゲームにはちょうど良いサイズですね。筆者が使うならメバル一択ですが、これで釣れるなら先発起用部隊に昇格間違いないでしょう。
よろしければ記事最下部のリンクからご確認ください。
実釣！サーフでシンキングペンシルを投げたらデッカサゴ登場！
そんなキャンドゥ釣具のシンキングペンシルの実力を確かめるべく向かったのは三浦半島のサーフ、本命はメバルです。
初めてエントリーする場所でしたが周辺の磯エリアではメバル・カサゴ・シーバスなどの実績がありますので、ここらでも釣れるだろうと見込んでランガンしていくことにしました。
ちなみになんか写真にはヤバイ雰囲気の白玉が浮いていますが、打ち寄せている波飛沫や霧めいた小雨が降っていましたのでそれが写りこんだものと思います。たぶんですが…（笑）。
さて、サーフでのライトソルトゲームというのはまだあまりやっている方は少ないかもしれませんが、地元ロコアングラーやベテランアングラーの中では割と一般的です。釣り人が少ないというのが大きなメリットで場荒れしていないので大型が釣れる可能性も高いというのが特徴です。
今回もでっかい魚が釣れれば嬉しいな…。
そんな想いを胸にサーフをしばらく探り歩きます。
、、、が全然アタリがきません。
雰囲気はいいんです。いいんですが、魚が入ってきていないのか、もしくはやっぱり魚が居付くところを見つけないと難しいんでしょうね。だだっ広いサーフですからその中でシーバスやヒラメを狙うのと同様に地形や流れ込み等の何か変化のあるところに目星を付けていったほうが良さそうです。
そんな中で暗闇の中でも所々水面がモヤモヤしているところがありました。
もしやあそこに何かいるのでは？
と思ってそこに向かってルアーを通すと、、、。
クンッ！
とアタリとともにティップが入ったのですがフッキングには至りませんでした。
やっぱりあそこには何かがいる。
と、もう一度周辺にある水面モヤモヤ付近を通してルアーのリトリーブ速度を速めてみると、、、。
ガツッ！
バシャバシャ！
と何かがヒットしました。
そして水面を飛び出す魚体が一瞬姿が見えたと思ったらすぐにバレてしまいました。
残念…でもあの一瞬でわかりました。
正体はサヨリです。
三浦半島では初冬ぐらいからサヨリが接岸して夜間に釣れることがありますが、この時期にいるとは思ってなかったし、それならサヨリ用のルアーを持ってくれば良かった…というのは後の祭り。
気を取り直してさらにランガンしていきます。
なんか段々と雨脚が強くなってきて風も出てきてすごく寒い…。
これはもう帰ったほうが良いかなとは思ったんですが、魚さえいればこのシンキングペンシルで絶対に釣れると思っていたのでなんとか粘り強く探り歩いていました。
するとこれまでとは違った根があるポイントに差し掛かり、少し風が弱まってきたなと思っていたその瞬間、リトリーブしていたルアーにググッ！と重みが加わりました。
そしてすぐさまその後に、、、。
ゴゴゴンッ！
という明らかな魚の引きが！
これはキター！と一気にテンションが上がり、絶対にバラさないとなるべく早く水面に引き上げてあとはゆっくり丁寧に引き寄せました。
手前まで来た時にまたゴゴゴゴッ！と鋭い突っ込みを見せましたが落ち着いて対応し、ようやく姿を見せた魚は、、、。
あ～やっぱり（笑）。
なんか最初の抵抗と最後の突っ込み以外は重いだけだったのでもしやとは思っていましたが、やっぱりカサゴでした。本命はメバルだったのですがそれでも嬉しい良型のデッカサゴです。
サーフでライトソルトプラグを投げているとカサゴはよく釣れてきます。堤防で釣るよりもサイズも結構大きめで今回も後計測で25cm弱ありました。
この後、追釣を狙ってキャストをした3投目、まさかの根掛かりをしてしまい貴重なルアーをロスト…。もう寒いし雨だしちょうど良いタイミングだったのでこれにて納竿しました。
[検証]キャンドゥ釣具のシンキングペンシルは本物！
サーフでデッカサゴを釣らせてくれたキャンドゥ釣具のシンキングペンシル。
このルアーは安さだけに拘って実際は釣れないといったルアーではなく、本物です。
激安の200円だけどマジで釣れるルアーでした。
使い方はいたって簡単で投げてゆっくり巻いてくるだけでOKだから初心者に方にもおすすめです。筆者はとても気に入ってしまったのでもしまたキャンドゥの店頭で見つけたらまとめ買いしちゃうかもしれません（笑）。
ただしこのルアー、一つだけ気を付けなければいけないポイントがあります。
純正フックがデカ過ぎるんです。見てください、このバランス。
≪要注意≫純正フックが大きすぎるので#14~#12ぐらいのフックに交換推奨
パッケージのまま店頭に並んでいる時点では全然気づかなかったのですが、箱から出したら一瞬でわかりました。これはこのままではダメ。おすすめは#14~#12番です。絶対にフックは交換してから使用しましょう。
気を付けるのはこれだけ。店頭で見つけたら是非手に取って使ってみてください。
【初心者向け】キャンドゥ釣具のシンキングペンシルを使ったプラッギングおすすめタックル
キャンドゥ釣具のシンキングペンシルを使ったライトソルトプラッギングゲームのタックルはメバル・カサゴ・カマスなどを狙うようなライトソルトゲームタックルで手軽に楽しめます。ロッドの推奨ウェイトさえオーバーしていなければジグヘッド＆ワームなどを使うタックルと同じで大丈夫です。
今回はサーフを舞台にしていましたので、プラグやフロートリグにも対応するタックルをご紹介させていただきます。
・【ロッド】ソルパラSPX-T862M
・【リール】23セドナC2000SHG
・【ライン】スーパーXワイヤー4/0.6号～0.8号
・【リーダー】パワーリーダーCN/8lb
・【スナップ】ファストスナップ/#0
フロートリグ対応モデルです。レングスを活かしてロングキャスト、シャローのデカメバルを強引に寄せるバットパワー、専用設計の快適性能をご堪能あれ。
1000番サイズのボディ＆ローターにナイロン4lb-100mのラインキャパのスプールを装着した、アジングやメバリング、エリアトラウトの定番モデル。45mmハンドル仕様で、ハイギアによる巻き重りも軽減。
新技術 「H.I.P.製法（ヒートインテグレーションプロセス）」 で原糸同士の密着度を高める事に成功!!今までのPEラインでは実現できなかった、ハリやコシそして耐摩耗性の向上や色落ちの軽減を可能にしました。
ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性。遠くのアタリもしっかり感知し、フッキングさせるフロロカーボンの低伸度性と高感度を兼ね備えたハイブリッドショックリーダー。
一度使ったらやめられない究極のスナップ。これまでのスナップのように開いたり閉じたりする作業はなく慣れると一瞬で付けたり外したりが可能。それでいて負荷が掛かっても外れにくい構造。サイズはライトソルト～シーバス・青物まで使えるサイズラインナップ。
まとめ
キャンドゥ釣具のシンキングペンシル。
三浦半島サーフでのライトソルトプラッギングゲームで使ってみたら良型のカサゴが釣れました。
安いけど釣れる！これは初心者におすすめできるルアーです。
ぜひ使ってみてください。
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。これまでの経験をもとに「釣り場のこと」「釣具のこと」…
よろしければご覧ください。
「釣り」は子供からお爺ちゃんまで楽しめる自然相手の素敵な遊びです。
これからもできる限りその楽しさを伝えていきたいと思います♪
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